ミニベロで行こう! > ミニベロのカスタム > クランク及びボトムブラケットの交換
シマノ ティアグラのクランク&ボトムブラケットを安く入手できたので、ARKS501のクランク&ボトムブラケットを交換してみようと思います
予算:9000円位
軽量化:−55g(1060g→1005g)
ARKS501に標準で付いているクランクは、それほど重いわけでもないし見た目も結構格好いいので、別に交換する必要はありません。
強いていえば、ギア歯の精度がイマイチだったりはしますが、別に問題ではないですしね〜
が、先日シマノのティアグラのクランクセットが格安で売っているのを見つけてしまったので交換です(笑)
ARKS501標準のクランク。
銀色で格好いいし、量ってみたら両側で785gと結構軽量です。
でも、新しいクランクを買っちゃったので取り外しますw
ちなみに外したクランクは、後でYAMAHONを「軍手変速システム」にすることで再利用したいと思います〜
クランクを外す前に、忘れてはいけないのが「ペダルを取り外すこと」です。
クランクを外す前にペダルを抜いておかないと後でペダルを外すのに苦労するので、ペダルは先に取り外しておきましょう〜
(ペダルの取り外し方はこちら〜)
ペダルを取り外したら、いよいよクランクを抜きに掛かります。
まず、クランクの軸のところにあるフィキシングボルトを8mmのアーレンキを使って緩めます。
フィキシングボルトを抜いた部分に、コッタレスクランク抜き工具をねじ込ます。
本体を奥までねじ込んだら、続いて内側の部品をねじ込むことでクランクの圧入を解除します。
コッタレスクランク抜き工具を締め込むことで、クランクは簡単に外れます。
続いて左クランクも同様な方法で取り外します。
これで、左右のクランクを取り外すことが出来ました♪
クランクを取り外したところでボトムブラケットを指で回してみたのですが、これがビックリするくらい滑らか♪
これだけ滑らかに動くパーツが付いているなら何も交換しなくても・・・ってくらいw
まぁ、細かいことをいえば若干回転にムラがある気がしますが気になるほどではないですね〜
今回は、クランクとボトムブラケットの両方を交換するので、続いてボトムブラケットも取り外しちゃいます。
ARKS501のボトムブラケットはカセット式なので、まず最初に左ワンを緩めておきます。
シールドBB抜き工具をセットして・・・
「エイ!」
ま、まわらねぇ・・・
締め込みが固いのか、それとも我が家のLIFUの安物工具の精度が悪いのかビクともしませんよ・・・
しかたない、こういうときは潤滑攻撃です。
ボトムブラケットの隙間から潤滑剤を吹き込んで、「エイ!」っと・・・
廻りません(T T)
ココまで固いと素人の僕には手出しできません。
ボトムブラケットの交換で一番問題になるのが取り外し作業なんですが、どうしようもないのでプロの力を借りることにしました(笑)
そこでやってきたのが、ARKS501を購入した浦和サイクルセンター。
「すいません、ボトムブラケット外して貰えませんか?」とお願いしたところ快く対応してくれました〜
フィキシングボルトと大きめのワッシャを使ってシールドBB抜き工具を固定していました。
これなら、工具が安定するので大きな力が掛けられるそうです。
いやー、流石プロの技です(笑)
僕が1時間以上悪戦苦闘して外せなかったボトムブラケットをあっという間に外してくださいました♪
それでは、新しいボトムブラケットの取り付けに進みたいと思います。
まず、ボトムブラケット本体を取り付ける際のガイドとして、左ワンを軽く取り付けておきます。
右ワンをシールドBB抜き工具を使って締め込んでいきます。
右ワンは逆ネジなので反時計回りに廻すと締めることが出来ます。
右ワンをある程度まで締めたら、左ワンを奥まで締め込み、最終的に右ワンをもう一度締めたら完成♪
さて、最後にクランクを取り付けです。
今回の改造もいよいよ終盤ですが、既に作業を開始してから4時間以上経ってます(笑)
ボトムブラケットの軸、クランクの内側、フィキシングボルトにグリスを塗って、バラしたときと同じ手順で組み立てます。
フィキシングボルトを奥まで締め込んで、チェーンを元通りかければ完成〜。
右クランクと同じ手順で左クランクも取り付けちゃいましょう
完成〜♪
チェーンリングが黒くなってちょっと格好良くなったかな?
今回の改造を行うのに必要な特殊工具及び部品は以下の通りです〜
まずは、今回使用したパーツ
続いて使用した工具
使用したケミカル類
※
今回の改造で思ったのは、やはり工具の精度は大事だと言うことですね〜
特にBB抜き工具は、精度が悪いとネジ山を舐めて二度と取り外せなくなってしまうので、必ずシマノ製を使った方が良いと思います。
クランクとボトムブラケットの交換完了です〜
途中ボトムブラケットが外れなかったときはどうしようかと思いましたが、無理せずプロに頼ったのが良かったみたいです(笑)
ARKS501の場合、もともと、そこそこの部品が付いているので体感的にはそれほど変わったような気はしないかもしれません・・・