ミニベロで行こう! > 貴方のミニベロ見せてください > CHERUBIM CR(by 遊星二号さん)
掲載日 | : | 2008/07/09 | |
車種名 | : | CHERUBIM CR | |
お名前 | : | 遊星二号さん | |
ホームページ | : | − | |
フレームはフォークオフセット、BBハイトから各部の角度、パイプ長さまで、すべて指定で2002年8月に出来上がり。
モチーフとした寸法設定は20年以上乗っているロード。この自転車はタイヤが20インチになったというだけで、フロントトレイルまで自分のロードと同じ。眼をつぶって乗ったらロードと区別がつかない(というのは言いすぎ)、というわけでフォークオフセットは18ミリ。
スレッドステムはヘッドからスレスレにセッティング。
マドガードはPanasonicの20インチ折りたたみ自転車用を購入し、曲線金切鋏で細タイヤに合わせて細めにカット。シートステーブリッジ部に固定する固定小物を外し、しかるべき部位に移設し、撤去した穴はパテで封止して滑らかに。
マドガードは細身にしたおかげでマドガードのタイヤ外周に沿うべき曲率半径がやや大きめになってしまったが、マドガード断面をわずかに圧延(秘儀!?)することでうまく沿うように改造。
紙やすりで仕上げてからマットな質感のカラーでスプレー塗装。CHERUBIMフレーム専用カスタムマドガードに変身。何故か、恐いくらいにうまくいった。
作ってもらったのはフレームのみで、あとはホイール手組み、パーツ装着も自前だが、マドガードの改造は難関だった。
乗った印象は、唸るしかないというか、素晴らしいと言うほか無い。ハンドリング特性もよい。こいつで山岳を含む200kmコースを走っても、全く快適。20インチ車だがホイールベースをロード同等に設定したのがよかったのだろう。したがって写真の通りで全然ミニではない。カイセイ019の鉄フレームだが、とにかく疲れない。ただし、当たり前だが巡航速度はロードの方が上。2002年以来、ツーリングはもっぱら、これを使っている。
パーツなどはごらんの通り。あえて言えば、特徴はクランクが172.5mm、Wレバー仕様、サイコンがど真ん中で空中浮遊。
paltecさんの細山製作所の手によるミニベロは見覚えがある。1983年の某書籍に出ているのだが、その名も『フタバ20インチ・デモンタ』私のミニベロも恐らく20年は乗ると思う。もし次回ミニベロを作るときは、何でも相談にのってくれる細山さんに依頼するつもり。
こだわって創り上げた1台、っていう思い入れがヒシヒシと伝わってきますね〜
自転車が好きで、自分好みに弄って、という自転車の楽しみ方をフルに味わっている感じ♪
栄村ではじっくり拝見し損ねてしまいましたが、今度の機会には是非またじっくりと見せてください!